生姜畑
商品品質を左右する、原材料管理へのこだわり
塩の原料となる海水については、台風や、排気ガスなどの汚染された外気からの影響を守る強固なビニールハウス内で徹底管理。通気性にも考慮し、清潔に保たれた環境下で、引き込んだ海水を濃縮させています。海水を煮詰めていく鉄釜も、メンテナンスを徹底し、経年劣化に対して設備の入れ替えも迅速に行なっています。モリンガや生姜の栽培については、広大な自社農園および栽培・品質管理を徹底した委託農園にて、完全無農薬による栽培を実現。大気中の農薬混入を防ぐため、ビニールハウスによる遮断体制を敷いています。また、土作りから研究を重ね、安全で、栄養を損なわない作物の栽培に力を注いでいます。最新の加工設備導入による、旨みの追求
収穫した作物は、急激な変化で作物が傷まないよう低温でじっくり時間をかけて乾燥させます。 粉末化においては、パウダー状の粒子から、粗めの粉砕までバリエーション豊富に食品加工ができる2台のオリジナル粉砕機を導入。高速度粉砕機でパウダー化されたモリンガや生姜の粉末は、水やミルクにもサッと溶けるため、気軽においしく、毎日の生活に取り入れることができます。 また、酸素を遮断した状態で加熱蒸気殺菌を行なえる最新機械を導入し、作物の色鮮やかな発色を維持し、旨みを損なわない加工を実現。酸化されていないことで、素材の自然な風味が保たれたおいしさを楽しめます。自然の力と丹念な手作業が生む、やさしい味
珊瑚礁の恵みによる美しい海水を原材料に使った「屋我地島の塩」。昔ながらの伝統製法をベースに、沖縄のたっぷりの太陽の光で天日干しし、ミネラルが凝縮された天然海塩です。薪を燃やした炎を使って、熟練の職人が精魂込めて鉄釜で塩をじっくり煮詰めていきます。その後、含んでいた水分が完全に乾いたかどうか、手でしっかり見極めます。 検品についても、人の手と目で不純物を入念にチェック。すべてが手間と時間のかかる作業ですが、この丹念な手作業によって、工業的な製造法では出せないやさしく深い味になります。 このような、機械に頼り過ぎない人の目が行き届いた商品作りが、品質と安全性への信頼をゆるぎないものにし、ロングセラーにつながっています。